上製本

「信州の名工」のご紹介

上質さと堅牢さを
備えた「上製本」

「丈夫で 見やすく 美しい本」づくりを信条に、自社設備による「社内一貫生産」で、堅牢で出来栄えの良い本に仕上げます。伝統的な糸かがり機による製本を主力としており、その設置台数は国内トップクラスを誇ります。

1959年の創業以来、長年に渡って培われてきた熟練の技は、「現代の名工」「信州の名工」を輩出しました。その技術は次世代社員にも受け継がれ(※)、最新技術も取り入れた確かな品質基準で取り組んでいます。

※厚生労働省「製本技能士」の資格取得者:1級28名、2級36名
(2022年現在)

製本加工可能な仕様

製本可能サイズ判型A6~B4、束厚3~80mm
丸背、角背
綴じかがり、アジロ
表紙くるみホローバック、タイトバック

上製本とは?

丈夫で長持ちし、
高級感のある品質

本文と表紙を別に仕上げる「ハードカバー」の本です。表紙は、本文より少し大きめのサイズでつくり、紙、布、皮、ビニールなどの素材で仕立てます。ボール紙を表紙の芯に用い、丈夫で長持ちします。装幀に凝った本も多く、高級感のある仕様です。

渋谷文泉閣の強み

薄紙にも対応可能

32項折が可能な折機を設備しており、辞書や手帳といった「薄紙」案件にも対応可能です。

「糸かがり」1日50万枚

糸かがり機は、自社で17台保有し、加工枚数は1日約40~50万枚。繁忙期のご注文にもお応えできます。

「表紙貼機」も自社保有

自社設備として3台の表紙貼機を保有し、当社基準での品質管理を維持しながら、短納期を実現しています。

少部数もお受けします

社内一貫生産のため、生産ラインの計画が柔軟に対応できます。少部数の上製本もお気軽にご依頼ください。

製本工程

自社設備の社内一貫生産だから
実現できる高品質な上製本。

当社の設備を使用した上製本の製本工程を動画でご紹介します。 工場見学もお受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。

自社設備

上製本ライン2ライン(30,000部/日)並製本ライン4ライン(200,000部/日、丁合30~40駒、全てPUR兼用)
断裁機12台(四六全判まで対応)紙折機2台(四六全判/32頁折対応)29台(菊全判/内9台 32頁折対応)4台(その他)
貼込機6台(150,000枚/日)単体丁合機1台(32駒)
糸かがり機17台(500,000枚/日)クータ貼機4台(60,000枚/日)
表紙貼機3台(48,000枚/日)トライオート 4台(カバー・帯掛け、スリップ・ハガキ投げ込みなど)
箔押し機5台真鍮金版加工機1台(1版最大サイズ 100×400mm)
金付け機1台(判型A6~B4、束厚5~70mm、三方金付け・銀付け)パッド印刷機2台(小口見出し印刷用)
シュリンク機1台包装機6台(ロール紙タイプ/枚葉タイプ)
段ボール形成機2台